華原朋美、家族明かした薬物依存の地獄

 昨年12月に5年半ぶりに芸能界復帰を果たした歌手・華原朋美(38)が24日、日本テレビ系「24時間テレビ36 愛は地球を救う」に生出演。薬物依存からの脱却のため、支え続けた兄・下河原忠通さんもVTRで出演し、「下着1枚で道路に出てしまったこともあった。もう人じゃない(状態だった)」などと家族の壮絶な闘いの日々を明かした。

 華原は兄2人、弟1人の4人きょうだい。忠通さんは、睡眠導入剤など薬物中毒だった当時の華原について「下着一枚で道路に出てしまったこともあった。ラムネを食べるように(薬物を)ボリボリと服用してしまう…」と明かした。

 薬物中毒から抜け出すため、隔離病棟であるリハビリ施設に入所させたが、退院したその日に再び薬物を摂取してしまうことの繰り返し。入所させる際は、「離せバカヤロー!」と大暴れし、兄弟3人で身体をつかまえなければならないほど。「顔がね…人じゃない。兄弟みんな、泣いてましたね」と忠通氏は家族の苦悩と壮絶な闘いの日々を振り返った。

 華原は、音楽プロデューサーとの小室哲哉氏との公私にわたるパートナー関係を築いていた時代について、「プライベートが楽しかった。その延長線上じゃないですか」と回想し、破局後、「すべてが崩れていった時、自分の中で逃げ道はそこ(薬物)しかなかった」と自戒の念を込めて語った。

 番組では「I’m proud」を熱唱。諦めずに復活を支えてくれた家族に感謝した。

 華原は昨年11月、父が住むフィリピンから帰国後、機会があれば忠通さんが経営する介護施設で料理教室に参加するなど、入所者と交流していた。

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