妻・大島の完走支えた夫が秘話明かす

 24時間テレビのチャリティーマラソンを完走したお笑いトリオ・森三中の大島美幸の帰宅後の様子を、夫の放送作家・鈴木おさむ氏が26日の公式ブログで伝えている。

 「昨日、家に帰ってきたばかりの妻。そして、足の人差し指に出来たかなり大きなタコ。かなり激しいタコです。こりゃ、痛いはずだ」と大島の笑顔の写真とともに、足の裏のアップを添付した。

 「とにかく、無事で良かった。元気に帰ってきてくれて良かった」

 大島は24日、スタッフの迎えが来る前30分前に「どうしてもやらせてほしい」と頼んで鈴木氏の髪の毛を切り揃えた。そうしたら「スッキリした気持ちで走りに行ける」と。

 そして家を出る際、2人はギュッと抱き締め合った。鈴木氏は「とにかく無理だけはしないでほしい。もしリタイヤすることにでもなったら、一緒に土下座でもなんでもするから」という思いだったとか。

 大島の走る姿はテレビで見守った。中継ではビデオが差し挟まれ、実は2008年に大島が流産していたことが初めて公表された。

 鈴木氏はその放送前に書き込んだブログで、内容は明かさないまま「去年の結婚10周年の会の時、妻に向けて作った物でして。テレビで流すこととか絶対にないなと思っていたのですが。今回の妻の頑張りを見ていたら…このことを皆さんに知っていただきたく。妻の許可も得て」と放送に至ったいきさつを説明した。

 大島は帰宅後、疲れているにもかかわらず鈴木氏のブログに寄せられた数多くの励ましのコメントを「嬉しい」と言いながら読んでいたとか。

 「妻のマラソンという大きなチャレンジは終わりました。が、この体験を通して、妻も僕もどれだけのものを得て、いろんな人に返せるかが大事だと思います」

 鈴木氏が締めくくったこの言葉は、夫婦共通の思いなのだろう。

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