引退宣言の菅原文太 ドキュメントなら

ドキュメンタリーには出演する意向を明かした菅原文太
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 俳優の菅原文太(80)が29日、都内で、スズキの軽トラック「新型キャリイ」の新CM発表会に、はるな愛(41)と登場した。

 CMは菅原の代表作である映画「トラック野郎」をモチーフに、「軽トラ野郎」と名付けられ、2人は父娘役を演じた。農業に取り組んでいる菅原は、旧型の同車を2台所持しているというが、セールストークを長々続けるはるなを、「よくしゃべるなぁ。もういいんじゃないか。オトコは黙って」とズバッと“一喝”。大御所からニューハーフネタをいじられたはるなは、「野郎じゃない!!」と必死に反論した。

 また、東日本大震災に心を痛めた菅原は、かねて俳優業の引退を示唆しているが、「作り物の映画は、今はやるときじゃない。ドキュメンタリーはやめたわけじゃないから、面白いものがあれば」と“本物”であるドキュメンタリーには携わっていくという今後の活動方針を改めて説明。

 「CMは(内容が)面白くて即受けた。もう俺の時代は終わったなと思っていたんだけど、軽トラとなるとな」と出演理由を打ち明けていた。

 菅原は、2011年3月に予定されていた山田洋次監督の新作映画「東京家族」を降板。12年2月の取材では、降板理由について「どんな映画を見ても(被災者は)心が癒されるものじゃない。ドキュメンタリーのようなものなら説得力もあるが、劇映画が今の時代に(合うか)どうか」とフィクション作品への意欲が消えていることを明かしていた。また、同年11月の取材でも、映画やドラマなどには「出ない」と断言している。

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