「半沢直樹」関東・関西とも30%超えた
1日に放送された、俳優・堺雅人主演のTBS系ドラマ「半沢直樹」(日曜、後9・00)の平均視聴率が関東地区で30・0%を記録したことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。
同地区での“半沢30%超え”はこれが初めて。また前週8月25日放送分で30%超え(32・8%)を果たしていた関西地区でも、1日放送分は31・2%と高数字をキープ。ついに関東・関西ともに30%を突破した。
関東地区でのドラマ視聴率の30%超えは、最終回に40・0%を記録した11年放送の日本テレビ系「家政婦のミタ」以来。
また「‐ミタ」は全11話のうち30%超えは最終回の1回だけだったが、「半沢‐」はこれを上回るペースで数字をのばしている。
連続ドラマで、最終回までに30%超を記録したのは、05年放送の日本テレビ系「ごくせん」(同年3月5日放送分の30・0%)以来、8年ぶり。
1日放送の「半沢‐」(第7話)は、型破りな東京中央銀行本部・営業第二部次長の半沢直樹(堺)と、同行に「金融庁検査」に入ったオネエキャラの金融庁エリート検査官(片岡愛之助)が全面対決した。
瞬間最高は、関東34・5%、関西35・9%で、いずれも最終盤の午後9時52分に記録。120億円の損失が発生した融資先の伊勢島ホテルの経営再建を巡り、半沢が“ラスボス”の上司・大和田常務(香川照之)に期間猶予を求めて土下座し、次回予告に切り替わった場面だった。
〈半沢直樹・視聴率〉
【関東地区】19・4%→21・8%→22・9%→27・6%→29・0%→29・0%
【関西地区】20・6%→19・9%→25・6%→27・5%→29・5%→32・8%