みのもんた「セクハラ」触れず微妙発言
TBS系の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」でのセクハラ疑惑が問題となった司会者のみのもんた(69)が、9月3日朝の同番組ではその問題には触れず、ただ番組終了直前に「こっちでしゃべらせて下さいよ」と不可解発言で出演者の笑いを招いた。
8月30日放送の「朝ズバッ!」では、司会のみのが隣に立つTBSの吉田明世アナウンサー(25)の腰付近に手を伸ばした映像が放送され、同局は2日までに「紛らわしい行為があった」として、番組担当者に口頭で注意した。
この日の放送で、みのはいっさいその出来事には触れなかった。問題になった時間帯は最後のCM明け、カメラがスタジオに戻ってからの場面だが、吉田アナといつもより微妙に距離を開けて立つみのは、上半身を折り曲げて同アナが読む手元の原稿をのぞき込むポーズも。
そして放送終了直前、「お…」とひと言つぶやいてから笑顔を浮かべ「こっちでしゃべらせて下さいよ」と吉田アナに体を寄せると、スタジオ中が笑いに包まれた。
TBS広報部は前日「当事者の間でセクハラ行為があった認識はない。CM中の談笑の様子が放送に出てしまい、視聴者に誤解を与えてしまった」とし、関係者によると、みのも「そういう認識はなかった」と話していたという。