横綱白鵬が４日、お笑いトリオ森三中の大島美幸の夫で放送作家・鈴木おさむ氏がプロデュースした東京・中目黒の「ちゃんこ屋鈴木ちゃん」の一周年祝いに同店を訪れた。

　このちゃんこ屋の開店には、実は白鵬も絡んでいた。鈴木氏が昨年２月、お笑い芸人・今田耕司の自宅に招かれた際、居合わせたのが白鵬ら力士３人と元力士２人。その元力士の１人が仕切り、もう１人が鍋を作っていた。

　その宮城野部屋直伝の鍋に惚れた鈴木氏が思いついて大島にも相談したところ「いいじゃん！」と即ＯＫ。その元力士らを誘い、昨年９月３日には開業に至った。

　店の題字は34代木村庄之助が書き、店外には白鵬の絵が飾られて、店内にも相撲グッズ満載という相撲一色の店。「今日は中目黒にあるちゃんこ屋鈴木ちゃんに行ってきました。ちょうど昨日がオープン一周年ということで、私がいつもお世話になってる鈴木おさむさんにご挨拶をしにいきました」と白鵬が４日のブログで伝えている。

　そしてちゃんこを食べ終わったとき、鈴木氏から思わぬプレゼントが。着物デザイナーの紫藤尚世さんが作った着物で、紫藤さん自らに着付けまでしてもらった。

　「お客さんで来たのに逆にもてなされてしまい感謝しております」と恐縮した白鵬、「また食べに行きますね」というのが何よりのお返しだった。