山本太郎氏“隠し子”騒動を釈明
参院選投開票日の7月21日に婚姻関係にない女性との間に男児をもうけていたことが発覚した元俳優の山本太郎参院議員が一夜明けた4日、公式ブログで、“隠し子”騒動について説明した。
元プロサーファーの女性と昨年8月末に離婚し、直後に男児の母親である女性が妊娠したことに、「当時、私人であった僕が生き急ぐ気持ちを自分で抑えられなかった部分、お許しください。」などと理解を求めた上で、「元妻とは全く重なっていません」と不倫疑惑は否定した。
約1年間、離婚を隠し、離婚直後に子供が誕生していたにもかかわらず、事実を公表しなかったことについては、インターネット上で批判が集中するなど、騒動となっている。
山本氏はブログで「参院選の開票日、山本太郎は1児の父になりました。」と切り出し、「子どもの母親は、以前からの友人で自立したリベラルな考えの持ち主」と男児の母親について説明。「昨年秋過ぎ頃から意気投合」したとし、「もちろん、元妻との交際時期とは全く重なっていません。」と強調し、不倫を否定した。
離婚直後の妊娠については「あまり間が空いてない、と言われてしまえばそれまでですが、当時、私人であった僕が生き急ぐ気持ちを自分で抑えられなかった部分、お許しください。」と理解を求めた。
また、籍は入れず、事実婚状態であることには、「子どもが出来たら法律上の契約、『結婚』というスタイルには縛られず『非婚』という形で、過ごせる時間を共有しよう」と話し合っていたとも説明した。山本氏は男児を認知している。
離婚の事実を隠して参院選後にマスコミの報道を受けて公表した山本氏は、今回の男児誕生もマスコミの取材を受けて公表する形となった。情報を“隠蔽”したとも受け取られかねない“情報公開”に、インターネット上などでは、非難が集中。事実の公表が遅れたことについては、「この事を公表すれば子どもが狙われ、脅しのネタにされる可能性があるかもしれないと」思った、という説明した。
山本氏は元プロサーファーと昨年5月25日に交際1カ月で結婚したが、3カ月後の同8月24日に離婚。参院選後の今年8月6日に会見を開き、離婚を隠していたことを有権者に謝罪した。
なお、男児と母親は西日本に住んでおり、山本氏は時間がある時に会いに行っているという。