フジで「あまちゃん」裏話 いいとも!
NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で海女の今野弥生役を演じている渡辺えり(58)が5日放送のフジ系「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに登場、タモリと「あまちゃん」トークを繰り広げた。
渡辺演じる今野弥生は、夫がブティックを経営している影響からかいつも個性的なファッション。無理してカタカナ言葉を話そうとしては間違えるというキャラクターを、渡辺が好演している。
スタジオには「連続テレビ小説『あまちゃん』一同」や主役の「能年玲奈」からの花束も。
タモリとのトークは、最初は渡辺が山形や新潟、そして「あまちゃん」の舞台となった岩手県久慈市で公演した芝居の話に。久慈では「撮影が終わってキョンキョンや玲奈ちゃんらと食べたり飲みに行った店の人がみんなで来てくれて」渡辺を喜ばせた。
そして、番組宣伝で「渡辺えりがアノ人気ドラマ㊙話」と告知されていたとおり、トークは「あまちゃん」を巡るあれこれへ。
海へ潜るシーンが多いことから撮影は朝ドラとしては異例の1年間に及び、「あんまり長かったのでみんな親しくなっちゃって、家族みたいになってしまって…」。打ち上げではみんな帰ろうとせず、午前5時にまで及んだのだとか。
舞台が東北だから方言指導も緻密で、それぞれのセリフを方言指導担当者が吹き込んだものを何度も聞いて覚えた。渡辺の場合、山形出身だが「山形と岩手では微妙に違うんですよね」と、それなりの苦労があったようだ。
渡辺が「千の風になって」を方言で歌うシーンでは、目の前に立つ足立ユイ役の橋本愛が何度やっても笑ってしまってNGに。最後には泣いて現場から走り去ったので「周囲では私が怒ったように見えたかも」と渡辺は心配したという。
他局の人気番組でまで繰り広げられた「あまちゃん」秘話トーク、放送終了まで1カ月を切って、その人気はいよいよ国民的レベルだ。