宇多田ヒカルが明かす母・藤圭子伝説
歌手の宇多田ヒカルが19日深夜、自身のツイッターで8月22日に亡くなった歌手で母の藤圭子さん(享年62)の思い出を語るとともに、今後は「精神障害に苦しむ人やその家族のサポートを何かしたい」と心境を明かした。
宇多田はツイッターで「昔、ママが家の廊下ですっころんで足の小指を骨折するというミラクルを発動したのを思い出した。羊羹にかぶりついて前歯一本抜けたりするし、空港で見失って必死に探しまわったら何故かジャマイカ行きの便に平然と並んでるのを発見されたり、ほんと天然で面白い人だったなあ。」と亡き母の天然エピソードを愛情あふれる文章で披露。
突然の死から約1カ月。「光は天使だ、と言われたり、悪魔の子だ、私の子じゃない、と言われたり、色々大変なこともあったけど、どんな時も私を愛してくれて、良い母親であろうといつも頑張ってくれてたんだなと今になって分かる」と振り返り、「今後、精神障害に苦しむ人やその家族のサポートになることを何かしたい。」と母親の病気を乗り越え、同じ病気に苦しむ人やその家族のために力になりたい、とつづった。