みの 復帰第一声はお経、謝罪なし

 タレント・みのもんた(69)が21日、ラジオのレギュラー番組である文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」(土曜、後1・00)に生出演。11日に窃盗未遂容疑で日本テレビ社員で次男の御法川雄斗容疑者(31)が逮捕されて以来、初めてメディアに登場した。みのは17日に読売テレビ(日本テレビ系)「秘密のケンミンSHOW」(木曜、後9・00)の収録を行っている。

 注目の第一声はなんと「南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)」だった。お経を唱えた後で、前日に墓参りに行き「世間を騒がしております」と伝えたことを明かし、「私が何をやったわけではないんですが、身内のことなんでね」と話した。21分にわたる次男の事件へのコメントの中で、謝罪の言葉はなかった。

 みのは事件後、報道番組への出演を自粛しているが、当初は「降りるつもりはないし、続行してもいいと思った」ことも告白。しかし、番組プロデューサーから「あなたは報道の中立を守れるか?公明正大にできますか?」と聞かれ、「身内の肩を持ちたくなりますね」と答えたことを明かし、その際に報道番組への出演自粛を要請されたという内幕を“暴露”した。

 みのは13日午前、マスコミ各社にファクスを送り、「報道に携わる人間として、その公正を守る意味でも報道番組への出演を自粛させていただくことにしました」と発表した。TBS系「みのもんたの朝ズバッ!」と同局系「みのもんたのサタデーずばッと」の2番組が対象となった。

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