半沢の敵役・石丸幹二に“半沢後遺症”
平成最高の視聴率を記録したTBS系ドラマ「半沢直樹」の大阪編で、主役・半沢直樹(堺雅人)の敵役を演じた石丸幹二(48)が24日、フジ系「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに生出演、敵役の大変さを嘆いた。
石丸は半沢の上司の大阪西支店長・浅野匡役で、浅野支店長はさんざん半沢をいじめて陥れようとした揚げ句、逆に半沢に土下座し、マニラに左遷される憂き目に遭った。
拍手で迎えられてスタジオに登場した石丸は「土下座してマニラに飛ばされました」と自虐的に自己紹介した。
司会のタモリに「いろいろ言われるんですか?」と尋ねられ、敵役の大変さを説明した。
まず、役柄にもかかわらず「僕があの役をやってるって初めて知った人に舌打ちされました」というほどの嫌われぶりで、自分の収録をすべて終えるとすぐパーマをかけ、ヒゲを伸ばして変装、「こそこそしてるこの夏でした」という。
あるとき石丸が列車に乗っていたら隣席の人がパソコンで「半沢直樹」を見ており、ちょうど石丸が土下座するシーンが映し出されていた。「思わず顔を横に向けてしまいました」と、石丸には「浅野支店長」だとバレないようにする”半沢後遺症”のような哀しい習性が身に付いてしまっていた。
コーナー企画の「100人中何人?!アンケート」では、石丸がドラマ絡みで「土下座させたことがある人」をテーマとし、「17人」を予想したところ、結果は何と「20人」。司会のタモリとともに「そんなにいるんだ!」とびっくりした。
そこでタモリが「相手は彼氏?」と再度問うと、結果は「11人」。世の中の彼氏がいかに土下座させられているかということが分かり、土下座で有名になった石丸も驚いていた。