AKBドラフト指名候補生に厳しい洗礼

講師の厳しい指摘に聞き入る小石公美子さん(右から2人目)ら候補生たち=東京都江東区
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 11月10日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われるAKB48グループのドラフト会議の指名候補生29人が29日、都内で初レッスンを行った。

 期待に胸を膨らませて臨んだ初レッスンだが、講師陣から覚悟のなさを指摘され涙を流す候補生もいるなど、いきなり厳しい洗礼を受けた。

 候補生から次第に笑顔が消えた。体が動かず、口が開かない候補生たちに講師の口からはダメ出しの連発。「学芸会レベル」、「印象に残る子は誰もいない」、「このままじゃ誰も指名されない」…。課題曲の「会いたかった」の振り付けが覚えられない候補生は「覚える気がないなら、来なきゃいいんだよ」と一喝された。

 厳しい現実を突きつけられ、兵庫県在住の小石公美子さん(18)は「自分の努力がまだまだ足りなかった」とポツリ。福岡県在住の山本茉央さん(15)も「甘い人生を送っていたことが分かりました」と気持ちを引き締めた。次回のレッスンは2週間後。指名されれば“即戦力”扱いされるだけに、要求はさらに高いものになりそうだ。

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