ＳＮＨ48の宮澤佐江（23）と鈴木まりや（22）がやっとＳＮＨ48専用劇場に出演できることが決まり、ともに30日の公式ブログで喜びを爆発させた。

　「ついにです。昨日ようやく決定致しました！」と宮澤は10月11-13日の公演に出演することを明らかにした。ＳＮＨ48の公式サイトでもトップに「初登場」と大々的に告知、２人の写真を掲げた。

　宮澤は昨年11月にＳＮＨ48移籍。しかし今年１月のお披露目公演では、鈴木とともに中国で芸能活動するためのビザが下りず、現地での活動を封じられていた。

　６月に行われたＡＫＢ48総選挙のステージスピーチでは、自らＡＫＢ48チームＫとの兼任解除を宣言、背水の陣を敷いて思いをＳＮＨ48１本に絞っていた。

　８月30日にオープンした専用劇場のこけら落とし公演は鈴木とともに現地で見守った。その際に更新したブログで「10月にはやっと私たちも上海のステージに立ってみんなと公演ができそう」と明かしていた。そして、１年待った夢がついに実現した。

　「すっごくすっごく嬉しいです。…今までＳＮＨ48のメンバーではありながらも、どちらかというと指導者にちかかったのですが、やっとメンバーの一員として彼女たちと同じステージに立てるので、リハーサルから正直楽しみです」

　中国での活動を封じられていた宮澤にとって、劇場公演自体が約１年ぶりとなる。「メンバーと同じステージに上がることによって、私やまりやんぬにしか伝えられない何かを彼女たちに伝えられるように一生懸命やってきます」。

　ずっと「愛おしくて仕方ない」と思いを馳せてきた現地の若いメンバーたち、宮澤の心はもうＳＮＨ48にしっかり寄り添っている。

　ともに１年を待ち暮らした鈴木も、同日のブログで「長いようで短くて短いようで長かった　ＡＫＢ48を兼任しながらこの時を待っていました！早く上海でＳＮＨ48のメンバーとステージに立ちたい！！！！！！」とあふれる思いを書き込んだ。