三津五郎、手術直前に愛之助へ伝言
歌舞伎俳優・片岡愛之助(41)が3日、すい臓がんを患って手術を受け、2日に退院した坂東三津五郎について「退院おめでとうございます。本当によかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
三津五郎が9月に手術を受ける直前には、見舞いに行った中村勘九郎を通じて、三津五郎から「ドラマ、見たわよ」との伝言が届いたことも明かした。愛之助がTBS系ドラマ「半沢直樹」で演じたオネエキャラの金融庁エリート・黒崎の口調をまねたジョークで、愛之助は「そんな冗談も言ってくださるのなら大丈夫なのかなと、少しほっとしましたし、案の定、大丈夫で、本当によかった」と話した。
この日、愛之助は座頭公演「十月花形歌舞伎」が大阪松竹座で初日を迎え、昼の部終了後に会見した。