大ヒットドラマ「半沢直樹」でオネエキャラの金融庁エリート黒崎役を怪演した、歌舞伎俳優・片岡愛之助（４１）の座頭公演「十月花形歌舞伎」が３日、大阪松竹座で初日を迎えた。会見した愛之助は、半沢ファンから、黒崎を主人公にしたスピンオフ作品を待ち望む声があがっていることに「喜んで！」と応じた。

　初日公演では共演者が愛之助に「倍返しだ！」と半沢の名セリフをアドリブで叫ぶ一幕も。愛之助は「黒崎ではなく片岡という名なんですが、歌舞伎をやってます。初めての方にも楽しんでもらえる内容ですので、だまされたと思って見に来てください」とＰＲした。

　一方、半沢の最終回では、オネエの黒崎が婚約して視聴者を驚かせた。報道陣から交際中のタレント熊切あさ美（３３）との結婚について聞かれると「今年も来年もお仕事が詰まってますので、芝居に精進します」と愛之助。ただ交際は順調のようで、今月９日に熊切が同劇場直近でベントを行うことを問われると「マジで知らなかった。行こうかな」と絶好調だった。