KARA 2年前にも分裂騒動

 韓国の人気女性5人グループ「KARA」が4日、公式ホームページで解散を否定した。一方で、ニコル(21)が来年1月で脱退することを発表。大学生であるジヨン(19)は来年4月の所属事務所との契約終了時点で脱退するかを決めるという。一部メディアでは同日、“KARA解散”と報じられたが、ギュリ、ハラ、スンヨンの3人でKARAとして活動を継続することを表明した。

 KARAのメンバーは2011年にも分裂騒動を起こしていた。「正当な利益を受け取っていない」という理由で、訴訟にまで発展した。訴訟を起こした3人のうち、ジヨンが脱退、ニコルは来年4月までに脱退か残留を決めるが、先行きは不透明だ。

 2011年1月19日、リーダーのギュリを除くKARAの4人が、正当な利益を受け取っていないとして、所属事務所に専属契約解除を通知。同日中にハラは撤回したが、スンヨン、ニコル、ジヨンの3人が、同年2月にソウル中央地裁に、専属契約の無効を求める訴えを起こした。

 訴訟の理由について3人は、正当な利益を受け取っていなかったと主張。韓国メディアによると、受け取った報酬が1人当たり月14万ウォン(約1万円)ということもあったという。

 しかし、騒動から約3カ月後の2011年4月28日には急転、所属事務所DSPメディアが、3人が訴えを取り下げることで合意したと発表。同年6月には来日し、テレビ番組で、「ご心配をおかけしました。これから心を1つに頑張ります」と謝罪した。

 また、同年8月の騒動後初の日本での単独イベントでは、ギュリが「今年はいろんなことがありました」と話し、ステージの最後にはスンヨンが「カミリア(KARAファンの愛称)は奇跡です」と涙。メンバーは1つになったかに思われたが、再び分裂騒動の嵐に見舞われることとなった。

 なお、ギュリ、スンヨン、ハラの3人は、所属事務所DSPメディアと2年間の再契約を結んでおり、今後も引き続き、KARAとして活動するという。

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