みの次男逮捕でラジオCM2社とも自粛
文化放送の三木明博社長が15日、都内で定例会見を開き、タレント・みのもんたがパーソナリティを務める「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」(土曜、後1・00)のスポンサーが、次男の逮捕後、広告出稿をストップしていることを明かした。
同番組の提供スポンサーは2社。9月11日に次男が窃盗未遂容疑で逮捕(その後窃盗容疑で再逮捕)され、直後の9月14日の放送分から両スポンサーが「問題の推移を見極めたい」として、CM放送を自粛しているという。
スポンサーの自粛については、みの本人も伝えており、「リスナーの方にも、スポンサーの方にも、通常の放送ができるよう環境作りをしてほしい」と話すと、みのは「分かっています」と返したという。
同番組について、文化放送は、騒動発覚直後から一貫して継続の方針。みのの出演に関して、リスナーからは「ほぼ半々」(関係者)の割合で、賛否両論の声が届いているという。
次男は処分保留で今月3日に釈放され、社員として勤めていた日本テレビを諭旨解雇されている。
みのは次男逮捕後初めての放送となった9月21日、「私が何をやったわけでも何でもない」などと開き直りとも受け取れる発言をしたが、今後は、『通常の放送』に戻るためには、スポンサーも納得するようなみの本人からの説明など、何らかの“けじめ”が必要となってくる。
三木社長は、「必要があれば、みのさんに(騒動について)語っていただくこともあるかもしれない」とした。
みのはレギュラー4本のうち、報道番組である「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」への出演を自粛中。「‐つかまえろ」と日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」は休むことなく出演を継続している。