「リーガルハイ」視聴率が降下した理由

 16日に放送された、俳優・堺雅人主演のフジテレビ系ドラマ「リーガルハイ」(水曜、午後10・00)の第2話の視聴率が、関東地区で16・8%だったことが17日、ビデオリサーチの調べで明らかになった。

 初回を今期ドラマ1位の21・2%で好発進したが、2話目は数字が降下。同日午後8時から2時間10分枠で初回放送があったテレビ朝日系「相棒 SEASON12」の影響は小さくなかったようだ。

 「相棒‐」は初回視聴率19・7%を記録。「リーガル‐」と放送時間が重複したのは午後10時からの10分間だけだったが、「相棒‐」は物語のラスト10分間にあたるこの時間帯は瞬間最高23・7%を記録するなど、高数値で横ばい状態。一方の「リーガル‐」は出足がにぶったか、10%台前半で推移。常時20%超状態で推移した初回とは対照的に、16日は最後まで20%を超えなかった。

 「リーガル‐」の視聴者からはツイッターやネット掲示板などに「初回よりリーガルハイらしかった」「2話目はおもしろかったのに」と支持する書き込みが相次いでおり、次週以降に“反騰”に転じるか注目される。

 次週23日の第3話は“整形美人の離婚訴訟”という興味深げなテーマを予告しているが、裏番組ではTBS系が人気シリーズのSP版「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~零~」を放送。再び人気ドラマ対決となる。

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