IMALU明かす留学で感じた母との絆
歌手でタレントのIMALU(24)が4日、関西テレビで放送された「声に出して伝えたいオカン偉人列伝」(後3・25~)に出演。母・大竹しのぶ(56)、父・明石家さんま(58)の素顔について語った。
さんまと大竹はドラマの共演をきっかけに交際し、1988年9月に結婚。長女・いまる(本名)をもうけたが、92年9月に離婚した。
幼いころから大竹の舞台をよく見に行っていたというIMALUは、母について「役が憑依(ひょうい)したようで、『化け物みたい』」と常に感じていたことを告白。小さいころは、大竹が忙しく、家にほとんどいない毎日。母親を遠くに感じていたことも明かした。
洋楽が大好きだったIMALUは中学卒業を機に、「英語の勉強をしたいから、カナダに3年間留学したい」と大竹に直訴。15歳の娘の決意に、大竹は「あなたのしたいようにしなさい」とあっさり認めてくれたという。
留学1年目の冬。厳しい寒さのカナダで、初めてホームシックになり、毎日泣いていたころ、大竹から荷物が届いた。それは、日本に一時帰国した際に、父親(さんま)におねだりしていたお気に入りのブーツ。さんまは、高校生には高額なブーツだったため、「そんなん自分で買えや」と買い与えることはしなかったという。
父と娘のやりとりを遠巻きに見ていた母・大竹がそのやりとりを覚えていて、カナダまで届けてくれたことに「母の気持ちがすごく近くに感じた瞬間でした」としみじみと打ち明けた。
IMALUは個性的な両親について、「2人ともいい意味で自由で、好きなことを頑張れよ、っていう風に(応援してくれる)」と話し、2人に感謝していた。