THE BOOMの宮沢和史が活動休止
ロックバンド・THE BOOMのボーカリスト、宮沢和史(47)が、今月から4カ月間、活動休止することが7日、分かった。
所属事務所が発表した。同事務所によると、宮沢は数年前から首の痛みを訴え、痛みをこらえながら活動を続けてきたという。ただ数カ月前から症状が悪化し、このほど精密検査を受けた結果、医師から「頸椎症性神経根症」との診断を受け、「静養及び手術が必要」との指示があったという。
宮沢は活動休止を避ける道を模索したが、本人、家族、事務所スタッフらが話し合いの場を持ち、一日でも早い回復を目指して治療に専念し、万全の状態で来年5月21日のデビュー25周年を迎えることを最優先とすることで一致。活動の一時休止を決断した。
宮沢は報道各社宛のファクス書面で「長年走り続けた無理が知らぬ間に蓄積していたのでしょうか、ここへきて、身と心がガタガタと軋み始め、悲鳴を上げるようになってきました」「人間としてまだまだ志し半ばですが、ここで一旦マイクを置き、自分自身、そして、自分が進むべき音楽の道というものをもう一度見つめ直そうと思います」とコメント。
ファンに向けて「日本列島が緑に染まり始める頃を目標に、もう一度スポットライトが浴びられるよう、しっかりと静養させていただきます。今まで以上に元気な宮沢になって戻ってきます」とカムバックを約束した。