「ドクターX」“反騰”視聴率21・3%
7日に放送された、女優・米倉涼子主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜、午後9・00)第4話の視聴率が、関東地区で21・3%(関西22・6%)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで明らかになった。
今クールの民放ドラマ首位の水準で快走中の「ドクターX」は、初回からの視聴率は22・8%→23・1%→18・4%→21・3%で好調な推移。
前週10月31日は日本テレビ系が日本シリーズ・第5戦を生中継(平均23・6%)し、試合終盤に瞬間最高37・5%をマークした時間帯と放送時間が重なった「ドクターX」は18・4%に後退していたが、第4話は再び20%台に“反騰”した。
「ドクターX」は「私、失敗しないので」が決めセリフの一匹狼の天才フリー外科医・大門未知子(米倉)が、権力に支配された大学病院で、数々の衝突を起こしながらも、難手術を次々に成功させてゆく医療ドラマ。
第4話では、04年の米倉主演ドラマ「黒革の手帖」でライバルホステスを演じた女優・釈由美子が、銀座の人気クラブのママ・四条留美子としてゲスト登場。「黒革‐」を彷彿とさせるシーンが盛り込まれた。
「ドクターX」は昨秋放送の第1期作が、12年の民放ドラマ最高の24・4%(最終回)をマークし、同年の民放ナンバー1ドラマとなっていた。