宝塚で「Shall we ダンス?」
宝塚歌劇団雪組公演「Shall we ダンス?」(~12月12日)が8日、兵庫県の宝塚大劇場で幕を開けた。96年公開の同名映画をミュージカル化したもので、映画版の周防正行監督(57)が客席から熱い拍手を送った。
映画には妻でバレリーナの草刈民代(48)が出演。周防監督は1日の稽古場見学の時には「一緒に見に行きたい」と言っていたが、草刈が幼いころ周囲に「タカラヅカに行けば?」と言われたことでタカラヅカに対しトラウマを持っているためかこの日は一人での観劇となった。
草刈やハリウッド版でジェニファー・ロペスが演じたヒロインを、タカラヅカ版では2番手スターの早霧せいなが“性転換”して体当たりで演じた。トップスターの壮一帆は「やればやるほど難しいですが、それだけ手応えがある」と日米で大ヒットした映画のミュージカルバージョンに意欲を見せた。