板東英二 私には野球選手の血が
個人事務所が名古屋国税局の調査を受け、約7500万円の申告漏れを指摘されて以後、芸能活動を休業していた元プロ野球選手でタレントの板東英二(73)が10日、大阪市内のホテルで会見し、「ごめんなさい!」と謝罪した。問題発覚から約1年。沈黙を保ってきた板東がこの問題で公式に語るのは初めて。
会場となった小宴会場には約100人の報道陣が詰めかけた。板東は緊張した表情で午後2時、弁護士と共にグレーのスーツ姿で入室。深々と頭をさげた。
問題発覚から会見が遅くなったことについて板東は「今も私には野球選手の血が宿っています。入団して一生懸命野球をやってる選手の試合が毎日があり、その紙面に私の記事が載ること自体が恥ずかしいこと。野球の血というものがあり、(野球シーズン終了まで)しんぼうしよう、と思いました」と元プロ野球選手としての誇りがあったことを明かした。
芸能活動を事実上、休業し、ほとんど公の場に姿を見せなかった。何をしていたのかという質問に、「部屋にこもり、テレビをつけるのもつらく、部屋で自炊生活をしていた」と言葉に詰まりながら明かした。「窓を開ける子供たちがうれしそうに野球をやってる姿が見えて。俺もあんな時があったなと」と話すと野球選手だった自身を思い出したのか、泣き始めた。落ち着くと「グラウンドに行きました。子供たちは硬式ボールで野球をやってました。こういう所に一瞬でもおれたらなと。コーチの方が教えてくださいよとおっしゃってくれたので、ジャージーに着替えて、球拾いしてました」とここでも涙をぬぐった。
さらに板東は「投げると昔とったきねづかで、野球うまいねとほめてもらって…。子供たちに教えていたら打撃投手できるぐらいまでになりました。土日が楽しみで。彼らに負けないよう、来週にはお礼にいってきます」と支えてくれた野球少年に感謝をささげた。
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