脚本家で映画監督の三谷幸喜氏と俳優の大泉洋が１０日、関西テレビのバラエティー番組「お笑いワイドショー　マルコポロリ！」に出演し、大泉が三谷監督に「もっと人付き合いをして」と説教した。

　大泉は「三谷監督にはもっと付き合いを良くしてほしい。とにかく付き合いが悪い。キャンペーンで各地を回っていれば仕事が終わったあと、（関係者で）絶対にご飯食べるわけじゃないですか。絶対こないです」とＭＣのお笑いコンビ、笑い飯に話しながら隣に座る監督への不満をぶちまけた。

　三谷氏は憮然とした表情で「僕は行かないですね。みんなで食べるのが苦手で…」と認めた。大泉はまた、「僕が聞いた話では福井県にキャンペーンに行った際にご飯が用意されていたのに、それを食べずにコンビニで弁当買って帰ったらしい」と三谷氏のとんでも行為を暴露。

　すると三谷氏は「それを言うなら僕も腹の立つことがある。大阪で一泊したでしょ。その時、みんなでご飯食べたんでしょ。誘うだけ誘って欲しい！」とわがままなお願いをした。これに大泉は体をのけぞらせて爆笑。三谷氏は「『ごめんごめん、今日やめとく』ってちょっと言いたいわけです」とさらなるわがままぶりを披歴した。

　大泉は「誘う側にしたら断られたら傷つく。寂しいんです」と弁解。すると三谷氏は「僕の寂しさはどうなるんですか。知らない間にみんなで食べに行ってる」と不満げに訴えた。「自業自得でしょ。だいたい偏食にちかい。あんまり食べ物に喜ばないですよね」と大泉が指摘すると三谷氏は「好き嫌いはないけど…だいたい嫌い」と偏食を認めた。

　大泉は「この間も新鮮な刺身をいただいたんですよ」と具体的に話を展開。「そしたら監督は『なんで人は刺身に燃えるんだろう』って」。三谷氏は「（刺身には）取れたてって書いてたんです。それは、死にたてってことでしょ」と独特の感性で話した。大泉は「２日一緒にいたら頭おかしくなりますよ」と笑いながらも困り顔で訴えた。