歌舞伎俳優の片岡愛之助と市川猿之助が１６日、都内で「新春浅草歌舞伎」（１月２日～２６日、浅草公会堂）の会見を行った。

　今年は大ヒットドラマ「半沢直樹」でおネエ系の国税局検査官・黒崎を演じ、一躍時の人となった愛之助。充実した１年を振り返り「『半沢』がこんなに爆発するとは。最近は“黒崎さん歌舞伎もするんですか”って声を掛けられるんですよ」と本末転倒の認知度に苦笑い。猿之助に「ご来場された方には（黒崎が劇中で見せた）股間をつかむサービスがあります」と無茶ブリされ、思わず汗をかいていた。

　また、崖っぷちタレントの熊切あさ美（３３）との熱愛も発覚したが、「来年はいい話（結婚）も聞けそう？」と結婚について話題を振られると、「来年も頑張りたいと思います」と笑顔でリップサービス。一方で、関西テレビ（フジテレビ系）「さんまのまんま」（関西地区は９月２２日放送）に出演した際に、「君（何でも）しゃべりすぎやで」と、芸能記者や芸能リポーターを前にリップサービスしすぎる性格を注意されたことを明かし、「今、うそ言いました」と前言を訂正。結婚については具体的なスケジュールがないことを示唆していた。

　「新春‐」は若手中心の舞台で、愛之助は「源平布引滝　義賢最後」、猿之助は「博奕十王」などにそれぞれ出演する。普段の公演と違い、年長組となる猿之助だが、プレッシャーがないせいか「ご期待ください。ポロリもあるよ」とやんちゃぶり全開だった。