古舘キャスター 流用問題で謝罪
テレビ朝日の元男性社員(45)が、発注していない業務の代金を制作会社に発注させ、約1億4千万円を私的に流用していた問題で20日、同局の報道番組「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスターが番組内で「私的流用、もちろん許されることではありません」と謝罪した。
小川彩佳アナウンサーが、元社員が起こした問題をこの日3番目のニュースとして読み上げた後、「私どもテレビ朝日は元社員に対する管理監督責任を痛感し、深く反省いたしております。今後、再発防止策に務め、徹底してまいります。このたびは視聴者の皆様の信頼を裏切る結果になったことを心よりお詫び申し上げます」と頭を下げた。
古館キャスターは「「私的流用、もちろん許されることではありません。本当に、今出ましたように再発、防止。これを徹底していくということが大事であります」と頭を下げた。
同局はこの男性を懲戒解雇処分とした。