「ミタ」の遊川氏 小池栄子と意気投合
最高視聴率40・0%を記録した人気ドラマ「家政婦のミタ」を手がけた脚本家・遊川和彦氏(58)が2日、大阪市の読売テレビで、同局開局55周年記念ドラマ「30分だけの愛」(日本テレビ系全国ネット、来年1月2日 後11・55)の記者会見を、主演の女優・小池栄子(33)と行った。
遊川氏にとって初演出作品となった同作は、「主人公の職業」「カテゴリー」「テーマ」の3つの要素を、遊川氏自身がダーツで選択。結果、「マッサージ師」(主人公の職業)、「ラブストーリー」(カテゴリー)、「泥沼に咲く花」(テーマ)でドラマを作成した。
独特の試みに、遊川氏は「絶望的な気持ちになった。『マッサージ師』とかは当てたくないやつだったんで、最初はこっそり(選択を)やり直そうかと思った」と苦笑い。それでも「58歳にして初めて演出をさせてもらって、あらためて自分の可能性を発見できた」と満足感も口にした。
初タッグとなった小池に対しては「出来過ぎるのが欠点というぐらい。いずれ小池栄子の時代が来ます」と大絶賛。小池も「ワンシーンでもいいんで、ぜひまた一緒にお仕事をしたいです。ほれた監督さんには、どんな形でもお役に立ちたいと思いますから」と“相思相愛”ぶりを見せていた。