増位山太志郎 歌謡界の横綱目指す
元大関で歌手の増位山太志郎(65)が4日、発売中の新曲「夕子のお店」の発表イベントを東京・明治記念館で開催した。
11月に日本相撲協会を定年退職し、三保ヶ関部屋も閉鎖した増位山は「これからは大好きな歌一本で行きます。相撲では大関どまりだったので、歌謡界の横綱を目指したい」と関係者100人で、電車道で突き進むことを宣言。国学院大応援団からエールを受け「若い力をもらった」と気合を入れた。
新曲は1974年にミリオンヒットした「そんな夕子にほれました」の続編。作詞したたかたかし氏から「楽屋で『現役時代は嫌になるほどモテた』と話していた」と明かされ顔を赤らめながら、40年前と変わらない甘い歌声で同曲を披露した。