小室&華原 15年ぶりに涙の共演
音楽プロデューサーの小室哲哉(55)と歌手の華原朋美(39)が4日、フジテレビ系の音楽番組「FNS歌謡祭」に出演し、15年ぶりの共演を果たした。
2人は公私ともに支え合う恋人同士だったが98年に破局。以後、華原は心身のバランスを崩した時期もあった。この日は華原の代表曲で小室が作詞作曲した「I,m proud」「I BELIEVE」を小室のピアノ演奏でしっとり歌い上げ、笑顔を振りまいた。華原の歌に合わせて小室も歌い、変わらぬハーモニーを届けた。
華原はピアノを弾く小室に時折視線を送り、久しぶりの共演に懐かしそうな笑顔を浮かべた。
歌唱後、華原は「小室さん、今まで迷惑と心配ばかりかけてすいませんでした。朋はちゃんと前を向いて歩いていけそうです。今までありがとうございました。今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました。ありがとうございました」と小室に礼を言って頭を下げ、涙をぬぐうように左手で顔を押さえたあと、握手を求めて右手を差し出した。小室もしっかり手を握った。頭を下げ続ける華原を尻目に、小室は足早にピアノから去った。
小室は95年から華原をプロデュース。公私にわたって華原を支え、スターへ育て上げたが98年に破局。華原は心身のバランスを崩し、自殺未遂騒動なども起こした。