女優の酒井法子が来年３月上演予定の舞台「手をつないでかえろうよ」を突然降板していた。脚本・演出を担当する俳優の今井雅之が６日のブログで明らかにした。

　今井によると酒井の事務所が降板を申し入れてきたため事務所の社長と話し合いをした。しかし「まぁーいわゆるドタキャンの理由を聞いたのですが、明確な理由はいただけず社長いわく『出演承諾はしていない』との一点張り」だった。

　今井サイドは今年７月に「快い出演承諾をしていただいた」ことを主張したようだが、社長は「私の目を見ずその言葉を繰り返すばかりでした」と暖簾に腕押し。

　今井は、「私は今でも酒井法子さんの事を信じております」としながら「まぁー　舞台より他でのお仕事を優先されたのであれば何も言えません」と半ばあきらめてもいる様子だった。

　今井は昨年１２月、覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けた酒井の復帰舞台「碧空の狂詩曲～お市の方外伝～」で共演していた。

　「手をつないでかえろうよ」は２０１０年９月に全国１１都府県で上演されており、今回は再演。今井は先月２３日のブログで「手をつないでかえろうよ」の再演決定を発表。「女性役の二人のメインキャストに酒井法子・さとう珠緒さんに出演していただく予定です」と告知していた。

　酒井の降板にも、今井は「制作的には何の問題もなく」酒井に代わる出演者の候補も決まっていると伝えている。