土屋降板の舞台、甲斐氏が映画化を構想
土屋アンナの主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」が中止となった件で、11日に土屋と所属事務所に損害賠償を求める民事訴訟の第2回口頭弁論を迎えた舞台製作者の甲斐智陽氏が、同日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」で「誓い~奇跡のシンガー~」の映画化を考えていることを明かした。
甲斐氏は前日の10日にノンストップの取材を受けたもので、まず「本当は今年中に終わらせて来年は再出発したかった」と嘆いた。
その理由は「悪評が響きすぎた。まだ裁判が終わってないから。あの監督は悪いって評判になってしまって」と決着を急ぐ状況を説明した。
具体的にも、悪評が立ったがために「11月に予定していた舞台がダメになった」ことを明らかにした。
なんとか早く裁判の終了を望む甲斐氏は、一件落着したあと、これだけトラブルに見舞われた「誓い-」の映画化を構想している理由として「やっぱり脚本と歌がいいんですよね。これを埋もれさすのは…」と製作者としての思いを口にした。
「誓い~奇跡のシンガー~」は濱田朝美さん原作の「日本一ヘタな歌手」を舞台化、甲斐氏が脚本・演出を担当した。
10月7日に行われた第1回口頭弁論では、裁判長が、土屋が稽古に出なくても契約違反にならない根拠を法律的に説明するよう土屋側に求めた。土屋は出廷していなかった。