ナインティナインの矢部浩之が１１日、フジテレビ系「笑っていいとも！」のテレフォンショッキングに出演、相方の岡村隆史の奇人ぶりをネタにして盛り上がった。

　今年３月に結婚した妻の元ＴＢＳアナウンサー、青木裕子が来年３月に第１子出産を控えていることから、トークはその辺を巡るものかと思われたが、矢部は来年３月に終了するいいともの思い出話として、タモリに食事に誘われた際のことを持ち出した。

　「相方が体調崩して休養していたときに、気を使っていただいて」とタモリ行きつけのそば屋に連れて行かれ、ビールを飲みながら岡村のことで相談に乗ってもらったことに改めて礼を言った。

　岡村は２０１０年６月、体調不良を理由に約５カ月間仕事を休んだ。後に復帰後、燃え尽き症候群のような症状に襲われたことを岡村自身が出演したテレビ番組で明かしている。

　タモリはその際のことを振り返り「あの病気にかかった人、オレは何人も知っているから。難しい病気だよね。真面目で繊細な人がなりやすい」と矢部に話したことを思い出した。

　しかし、同時に復帰後、岡村がタモリの楽屋を訪れたときのことも思い出し「あの野郎、失礼なことを言ったんだ」と怒りを新たにした。タモリに対していきなり「死んでください。後がつかえてます」と切り出したのだという。

　そんな岡村の奇人ぶりは最近のＤＪ騒動にも表れた。１１月２日に神戸のクラブで飛び入りＤＪをやって、ビール瓶を投げられ頭部を負傷したが、矢部によれば「以前からＤＪをやりたくて家で１人でやってたんですが、我慢できんようになって外でもやり始めたんですよね。僕の知らんところではＤＪ岡村と呼ばれてるらしい」と、飛び入りＤＪが事件に遭った一夜限りのものでないことを明らかにした。