女優・杏がヒロイン役を演じている、ＮＨＫ朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」（月～土曜、前８・００）の第１１週（１２月９～１４日）の週平均視聴率が、関東地区で４週連続で最高更新となる２４・０％を記録したことが１６日、ビデオリサーチの調べで分かった。

　これで同地区では放送開始から１１週連続で２１％超の高水準となった。

　またドラマの舞台となっている関西地区でも第１１週は同作最高更新となる週平均２３・４％を記録した。

　今世紀の朝ドラの期間平均（全話平均）の最高は、０２年「さくら」の関東２３・３％、関西２２・２％で、「ごちそうさん」が朝ドラ記録を１１年ぶりに塗り替える可能性も出てきた。

　同作は明治から昭和初期を舞台に、東京の洋食屋の娘としておいしいものを目いっぱい食べて育ったヒロイン卯野め以子（杏）が、大阪出身の大学生と恋に落ちて大阪に嫁ぎ、料理で幸せを築いてゆく物語。朝ドラの王道をゆくストーリー展開で支持を集めている。