つのだ☆ひろ 音曲の神に熱唱捧げる
ドラマーで歌手のつのだ☆ひろ(64)が18日、島根県松江市の美保神社拝殿で、自身の代表曲「メリー・ジェーン」など全6曲を歌唱奉納し、自身のドラム(スネア)を奉納した。
モーニング姿のつのだは女性3人のコーラスを従え、1曲目に「メリー・ジェーン」を披露。同曲は1971年に発売され、つのだは作曲と歌を担当。70~80年代のディスコブームの際には、チークタイムと呼ばれる男女間のダンス時間帯に必ずかかっていたラブ・バラードの名曲。さらに「しなやかな風」「私の青空」「ふるさと」「ありがとう」「この素晴らしき世界」を幽玄な境内でゴスペル風に歌唱した。
「緊張しました。最初の方はどうなるのかと思ったほど。珍しいことです。こんなに長く音楽をやってきたのにね」。約30分の歌唱を終えると、つのだはほっとした表情を浮かべた。
同神社は「音曲の神様」と呼ばれ、過去には歌手・小椋佳(69)や角松敏生(53)が奉納歌唱し、EXILEのUSAがダンスを奉納している。
つのだは過去に東京・靖国神社や京都・北野天満宮、大分耶馬溪の雲八幡宮などで歌唱した経験はあるが「ここは古さが違う。音曲の神様の前で何か形にしたいと思っていたので、歌えてうれしかった」と胸をなで下ろしていた。