お笑いタレント・あべこうじ（３８）と来年２月１４日に結婚することが分かった元モーニング娘。のリーダーでタレントの高橋愛（２７）が２１日、ＭＢＳラジオ「ヤングタウン土曜日」（放送は関西地区、後１０・００）に出演。幸せいっぱいに結婚をサプライズ報告した。高橋は「私が自分から好きになった」と一目惚れだったことを告白。結婚を認めてもらうため、所属事務所など周囲を必死で説得していたことも番組で明かされた。

　同番組はかつて高橋がレギュラー出演しており、メーンパーソナリティの明石家さんまは、１０代のころから世話になっている“恩人”。あべにとっても同じ吉本興業の大先輩だ。番組収録は２０日に都内で行われている。

　番組冒頭、さんまから紹介された高橋は、少し照れた様子で「えっと、報告しに来たんですけど、２月１４日に、来年の、あべこうじさんと入籍させていただきます。」と結婚を発表した。高橋はあべとの交際をさんまに相談していたそうで、さんまは「『今説得中です』とか『頑張ってます』とかメールはちょこちょこいただいてて」と話した。

　関係者によると、２０１１年秋の交際当初から２人は結婚を意識した真剣交際だった。高橋は「頑張って説得したの？」と聞かれ、「そうですね」と返答。長い時間をかけて周囲を説得したことを認めた。

　高橋に「頑張れよ」とメールを送るなど、交際を応援していたさんまは、「君んとこの事務所、アップフロントさん、吉本の襲撃に行きたいやろね。（大事なタレントに）何をしてくれんねん！と。腹立つで～。事務所の会長さんも反対してたと思うで～。なんであべやねん、と。あべはぶっちゃけた話、バツイチやから。会長も『バツイチの芸人に』って思ったやろね」と逆説的な言い回しながら、結婚を認めてくれた高橋の所属事務所に感謝した。

　高橋はまた、あべと初めて会ったのがヤンタンだった（※２０１１年３月放送）ことを明かし、「私から好きになった」と一目惚れだったことを告白。当時はモー娘。だったため、あべには卒業まで交際を「待ってもらった」などと秘話を披露した。

　高橋の出演は冒頭から約２５分間。出演の最後には「これから…入籍は先になるんですけど、２人でお仕事一緒に頑張っていきたいと思います」と幸せいっぱいに語った。

　高橋とあべは、１１年５月の舞台「ハムレット」での共演をきっかけに急接近。モー娘。６代目リーダーだった高橋は同年９月にグループを卒業。昨年６月には、一部で熱愛が報じられて、交際が発覚した。

　あべは２００７年に離婚しており、再婚となる。関係者によると、すでに両家へのあいさつは済ませており、挙式は来年５月以降の初夏に希望しているという。高橋は妊娠しておらず、今後も仕事を続ける。