ももクロ、国立競技場のライブが決定
5人組アイドルグループ・ももいろクローバーZが23日、埼玉・西武ドームでクリスマスコンサートを行い、来年3月15、16日に東京・国立競技場で2デイズライブを開催することをサプライズ発表した。AKB48が17日に同所でのライブ(3月29、29日)を発表したばかりだが、ももクロはAKBより先に、女性アイドルグループとしては初めて国立のステージに立つことになった。
デビュー6年での単独公演実現は過去最速。国立ライブはSMAP、嵐らに続き史上5組目で、先に発表したAKBは6組目となる。ステージで国立ライブ決定が発表されると、5人は「ちょっと待って…」と、肩を寄せて涙を流した。
昨年大みそかには夢だったNHK紅白歌合戦出場を果たした。その紅白リハーサルでは、国立の座標がプリントされたTシャツを着用。国立ライブが“次の夢では?”と注目された。今年の元旦には5人で実際に同所を訪れ、リーダーの百田夏菜子(19)が「実現はいつになるか分からないけど、国立を目指します」と誓いを立てていた。
この日の公演では最新曲「泣いちゃいそう冬」(23日発売)など全24曲の熱いパフォーマンスを披露。百田は「たくさんの夢をかなえる自分たちにビックリしながらも、こうなったらどこまで行けるかな。皆でありえない所まで、進んでみませんか?」とファンに呼びかけていた。
一方のAKBは17日に、AKB48紅白歌合戦の場で、国立ライブを発表。グループ総監督の高橋みなみは、涙ぐみながら「めっちゃうれしいです」と歓喜に浸っていた。
なお、国立競技場は、東京五輪に向け、来年7月に改修工事に入る。