「ごちそうさん」前半75話平均22・2%
女優・杏がヒロイン役を務めるNHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」(月~土曜、午前8・00)が25日放送分で全150話の半分を折り返し、前半の期間平均視聴率(全話平均)が22・2%を記録したことが26日、分かった。
過去10年間の朝ドラでは暫定1位、今世紀では同3位タイの高数字となった。
9月30日の初回を22・0%で好発進した後は、前週までの全12週で週平均21%超。第9週目以降は週平均23%超をマークしており、物語の進行とともに数字をのばしている。
近年のヒット作である、12年「梅ちゃん先生」(期間平均20・7%)、13年前作「あまちゃん」(同20・6%)も超えられなかった“21%の壁”を、11年ぶりに上回る高水準で安定している。
同ドラマは、明治から昭和初期を舞台に、東京の洋食屋の娘としておいしいものを目いっぱい食べて育ったヒロイン・卯野め以子(杏)が、大阪出身の大学生と恋に落ちて大阪に嫁ぎ、料理で幸せを築いてゆくストーリーが展開されている。
【今世紀の朝ドラ・期間平均上位】
◆02年「さくら」…………23・3%
◆01年「ほんまもん」……22・6%
◆01年「ちゅらさん」……22・2%
◆03年「こころ」…………21・3%
◆12年「梅ちゃん先生」…20・7%
◆13年「あまちゃん」……20・6%
(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)