大みそかに行われるＮＨＫ「第６４回紅白歌合戦」（総合、後７・１５）の紅組司会を務める女優・綾瀬はるかが２８日、ＮＨＫで放送された「夢の紅白２０１３～名歌手たちの名勝負・名対決」に出演した。初司会という大役を前に、番組では本番に備えて曲紹介の練習を行ったが、「ジョニィへの伝言」を「遺言」と言い間違える大失敗。同席していた嵐の櫻井翔や、女装家ミッツ・マングローブらが爆笑するハプニングとなった。

　天然ボケがトレードマークともなっている綾瀬。１０月の紅白司会発表会見では、４年連続４回目の白組司会、嵐に向かって「勝ちます」と宣言するなど、度胸の良さは負けていなかったが…。

　本番を目前に控えたこの日の番組には、櫻井とともに司会代表として出演。紅白通として出演したミッツから「ぶっとんでほしいなあ、綾瀬はるかは」「あんだけの長丁場だから、やっぱり何か起こるんですよ」とハプニングに期待を寄せられると、真剣なまなざしで聞き入り、「『無難に終わらせるな』ってことですか」と、合点がいった様子でうなずいた。

　その後、ＡＫＢ４８の峯岸みなみから、「本番のために（曲紹介の）練習しましょう」と水を向けられ、台本を読み始めたが、「ペドロ＆カプリシャス」を「‐ガブリシャス」と濁ってしまい、照れ笑い。さらに、曲名を「ジョニィへの伝言」と言うべきところを「ジョニィへの遺言」と読み間違えてしまった。

　縁起の悪い失敗に、スタジオは大爆笑。綾瀬も、耳まで真っ赤にして大笑いし、ミッツは「ちょっと、何かが起こるわね。歴史が動くわ」と大喜び。藤井ら出演者も、キュートな綾瀬の天然ボケっぷりに大笑いしていた。