太田光の妻・光代氏 フジなどに怒り
お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(おおた・ひかり)の妻で、所属事務所の社長、太田光代さんが3日、自身のツイッターで、映画の中に「大田ひかり」という太田光に酷似した役名が登場するにもかかわらず、事前連絡がなかったとして、フジテレビなどに対し、「タレントの名前は商標なのね」「あまりにもショック」「酷いわ」などと、怒りをあらわにしている。
問題となっているのは、フジテレビと松竹がタッグを組んだ映画「ジャッジ!」(11日公開)。主演の妻夫木聡が落ちこぼれ広告マンの「太田喜一郎」役を、ヒロインの北川景子が同僚の「大田ひかり」役で出演している。
光代さんは、3日、「私、今日知ったの。松竹さん。CX(※フジテレビ)さん。あらぁ何これ?大田ひかりって何これ?」と驚いた様子でツイートした。
爆問は、かつてフジテレビで「ザ・ジャッジ!」というバラエティー番組を持っており、この番組タイトルに酷似していることにも、カチンときているようで、「CXで、爆笑問題で、、、なに?これ?もう嫌だわ。笑っていいともも終わるし」と噛みついた。
光代さんは「おおたひかりって、そんなにいないし。本名でも、タレントの名前は商標なのね」とタレントを管理する事務所社長の立場からも、チクリ。
「だから、一言、言ってくれたら、、、関係的に酷いわ」とフジとのこれまでの関係がありながら、酷似した名前を劇中で使用することに対する、事前連絡がなかったことにショックをあらわにした。
よほど、気分を害されたのか、3時間後にも再びツイート。「妻夫木聡さんも北川景子さんも大好きです」と2人に罪はないことを前置きした上で、「広告代理店の脚本の方が、太田光を、おおたひかりを知らなかった?としても、CXの方は気づかなかったのでしょうか。あまりにもショックです」とつづり、「どなた(か)が伝えてくれれば面白いですね。って話になるだけなのに」と、一声かけてさえくれれば、パロディーとして面白おかしく何の問題もなく受け止めたのに、と残念そうな様子だった。