昨年12月31日に放送された「第64回NHK紅白歌合戦」の瞬間最高視聴率が、関東地区で50・7%を記録していたことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。
番組終盤の午後11時37分の数字で、巨大竜に乗ってド派手に登場した大トリの北島三郎が「まつり」を歌い終え、紅白50回目出場を機に、紅白卒業宣言した場面だった。
出演者全員に囲まれての歌唱後、北島は「ありがとう」と感激の様子で感謝。「歌の仲間たちもこんなに盛り上げてくれました。北島はこれで紅白を卒業させていただきます。ありがとうございました」と一礼し、長年の労をねぎらう万雷の拍手を浴びていた。