ＮＨＫ朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」のヒロインを務めている女優の杏が９日、大阪市の同局で行われた新春局長会見に出席。夫役の俳優・東出昌大との熱愛報道に関する質問が飛んだが、ニコリと微笑んだまま無言を貫き、否定も肯定もしなかった。

　局長会見出席は毎年１月の朝ドラヒロインの恒例行事で、杏は撮影が現在、戦時中の話に入っていることからモンペ姿で登場した。

　「衝撃的な格好です。休憩中は寝転んだりあぐらをかいたりできるのが楽ですね」とモンペがすっかり気に入った様子。

　杏と東出は、今月６日発売の女性セブンで“正月デート”が報じられており、報道後、杏が公式の場に姿を見せるのはこれが初めて。写真撮影の際に報道陣から「東出さんとの熱愛が報じられているが」との質問が飛んだが、微笑んだまま無言。再び報道陣から「否定されるのなら否定を」と水を向けられても反応せず、ニコッと笑って立ち去った。

　ＮＨＫは２人のプライベートについては詳細を確認しない方針を示しており、熱愛を報じた週刊誌を読んだという坂本忠宣放送局長は「私はそちら方面はあまり詳しくありませんから」と苦笑い。

　放送中の朝ドラのヒロインと相手役の熱愛騒動は、極めて異例だが、坂本局長は「（劇中では）子供もできたことですし、作品を盛り上げることに全力投球していただければ」と語った。