Synk,yetの栞が悪性リンパ腫
ビジュアル系バンド「Synk,yet」のベース、栞-shiori-が悪性リンパ腫のため長期休養することになった。公式サイトで10日、発表された。
それによると栞は昨年11月初旬に体調不良を訴え、検診及び検査入院を受けた結果、12月5日に早期の悪性リンパ腫(結節硬化型ホジキンリンパ腫)と判明した。予定されている名古屋、大阪、東京2Daysのライブをやり終えたあと、1月27日から入院し治療を受けることになった。半月から1カ月入院したあと、通院治療約半年を要するとされている。
栞は公式ブログで「正直ピンと来なかったけど、家族に話した時、すごく悲しんでいたのをみて初めて大変な病気になってしまったなあと実感しました」と病名が分かった際の気持ちを説明した。
Synk,yetは栞が中心となって結成したが、「(メンバーが)俺がいない間も全力でフォローしようと言ってくれた時は本当にうれしかった」と栞はそんなバックアップを喜び、「絶対に完全復活に向けて全力で治療をしないといけないと決意しました」と前向きに取り組むことを誓った。
ただし「正直治療中は身体にどんな影響が出るか分からないし、いつ復帰できるかは今のところ分かりません」と予定が立たない状況であることを明かした。
そして栞は「同じ病気で苦しんでいる人に少しでも元気を与えられるようにブログ等で治療の進行具合や病気の発覚まで公開していきたいと思います」と今後も経過を伝え続けることを約束した。