指原地元大分凱旋で感涙「誇りに思う」

 AKB48の姉妹グループで、福岡・博多を拠点とするHKT48が11日、大分市のiichikoグランシアタで、初の単独ツアーの初日を迎えた。大分出身の指原莉乃(21)にとっては、AKB時代も含め初めての地元凱旋コンサート。アイドルを目指していた幼少時代を過ごした故郷で、ファンからの大声援を浴び、「大分で生まれ、大分で育ったことを誇りに思います」と涙をこぼした。

 客席からは地元ファン2000人とともに、両親、祖父母が見守った。

 また、アンコールでは指原が劇場支配人として、タキシード風衣装で「クラス替え」と銘打って、新チーム発足と研究生17人の昇格をサプライズ発表した。HKTで2番目のチームとなる「チームK4」は多田愛佳(19)がキャプテンを務め、旧・チームHから宮脇咲良(15)、村重杏奈(15)らが移籍。最新曲「メロンジュース」でセンターを務めた研究生の田島芽瑠(14)はH、朝長美桜(15)はK4に入った。

 泣き崩れるメンバーも相次ぐ中、チームH残留の指原は「私とらぶたん(多田)は組閣を経験してますが、チーム替えをして、やらない方が良かったと思ったことはありません。前向きに考えてください」と後輩たちにエールを送った。新体制は今春からの予定。

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