上沼恵美子 番組内で“遺言”秘密告白
“西の視聴率女王”の異名をとるタレント・上沼恵美子(58)が12日に放送された読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜、午前11・40)に出演。1994年、95年と2年連続でNHK紅白歌合戦の司会を務めた後に、東京でのレギュラー番組のオファーが11本も殺到していたことを明かした。40年来の旧交があり、「ライバル」視していたというやしきたかじんさんを番組内で追悼しながら、自らの“遺言”として視聴者に伝えた。
3日に亡くなったたかじんさんは、彼がブレークする前の1970年代からの付き合い。飲みに行ったり、自宅を訪れたりする間柄だった。自身と同じように、歯に衣着せぬ毒舌トークで人気を集めたたかじんさんについて「同じ関西ローカルタレント同士。同じ関西で冠番組持ってましたし、ライバルでした」と話し、「死ぬわけないやろ、あの男が」と時に笑いを、時に涙をにじませ、しのんだ。
上沼は、「私もやがて死ぬと思うんで」と番組内で“遺言”がわりに、自身の秘密を告白。笑福亭鶴瓶ら知人・友人から、なぜ東京進出しない?などとたびたび聞かれている上沼は「大阪の人と結婚したから。(東京行ったら)別居になるやん。今度は東京の人と結婚したい!」とブラックジョークを交えて説明した。
また、2年連続で紅白の司会を務めたことについて、「紅白の司会の後、11本、レギュラー(のオファー)きました。東京から」と絶大な“紅白効果”があったことを明かした。
オファーは「全部お断りしました」といい、東京進出を断念した理由について「夫の方が大事だからですよ」とオーバーな笑顔で強調。一部でくすぶっている離婚危機説を吹き飛ばすかのように語った。
94年、95年の紅白の白組司会は古舘伊知郎(両年とも)。