橋下市長ブチ切れ!騒ぐ新成人に退場
大阪市の橋下徹市長(44)が13日、同市淀川区で行われた「成人の日記念のつどい」を訪れ祝辞を述べた際に、拡声器を持って騒ぎ立てた新成人とみられる7、8人の男性グループに退場を命じるハプニングが起こった。
同区役所関係者によると、男性グループは会場に2トントラックで乗り付け、会場前に路上駐車。式典冒頭から会場内で拡声器で「橋下元気か!」など叫ぶなど、騒ぎ続けたという。壇上の橋下市長が一度は「ルールを守りなさい」とたしなめたが、しばらくして再び騒ぎ出したため「出ていきなさい!」と退出を命じた。
橋下市長は、その後、同市都島区の成人式式典に移動して祝辞を述べた際に「さっきの会場では、全然ルールを守ってくれないから『外に出したほうがいいんじゃないか』と言ったら、案の定そのメンバーが式典の会場の前でケンカしちゃって、なんかえらいことになった」と語った。同会場では“徹コール”や指笛などは鳴ったが、橋下市長は「元気なわりに、こうやってちゃんと着席してるのはすばらしい!」と拍手を送るポーズをとった。
一方、淀川区役所によると、橋下市長に退場を命じられたグループは、退出後も会場の外で賑やかだったというが「ケンカをしたかは分からない」とした。警察ざたになってはいないという。グループが乗ってきたトラックには隣区の地区名が書いてあり、隣区の式典終了後に流れてきた可能性が高いという。