さんま 板東英二の吉本入りを毒舌歓迎
タレント・明石家さんま(58)が20日、大阪市内でデイリースポーツの取材に応じ、“休業状態”にあった板東英二(73)の吉本興業入りを“毒舌”で歓迎した。
この日夕、吉本興業は板東が同社所属となることを正式に発表。このことを問われると、さんまは「おお、そうか。また仲ようさしてもらいたいなあ」とにこやかに返した。板東の吉本入りに関しては、旧知で親交が深いさんまの後押しがあったとされるが、さんまは「そんなん、してへん、してへん」と否定した。
ただ、さんまは在阪テレビ局で、MBS「痛快!明石家電視台」、関西テレビ「さんまのまんま」などレギュラー番組を持っており、今後、板東がさんまの番組でテレビ復帰することが有力視されている。
これに対し、さんまは「あとはスポンサーがどう言うかやな」とニヤリ。「俺はええねんけど、スポンサーがどういうかやで」と気にかけていた。
板東は12年12月に、個人事務所が国税当局から約7500万円の申告漏れを指摘される騒動を起こし、その後、事情説明を一切行わず、計8本のレギュラー番組が降板や放送休止となり“無職状態”に。昨年11月に初めて会見を開き、所得隠し疑惑については否定したうえで、約20年前から行っていた植毛費用が「カツラと同じで経費で落ちると思っていた」などと釈明。「仕事するチャンスをください」と懇願していた。
その後、さんまは同年11月のMBS「痛快!‐」の番組内で「板東英二さん、阪神の監督やりたいって言うてるらしいで」と怪情報を流し、板東のモノマネをしながら「いや~、もう僕、増毛のこともはっきり言いました!」とネタにした。
昨年12月には、板東がさんまのクリスマス特番に電話出演し「さみしい」と訴えると、さんまが「あんたが悪いんや」と“説教”していた。
この日、板東は吉本所属を発表するとともに、同社を通じ「同じ過ちを繰り返すことなく、芸能活動も再開できればと思っております」とのコメントを発表した。