秋元才加 極貧人生を赤裸々告白
昨年8月にAKB48を卒業した秋元才加(25)が28日に放送された日本テレビ系「解決!ナイナイアンサー」に出演。2年前までの極貧生活を赤裸々に語った。
日本人の父とフィリピン人の母との間に生まれた秋元。父は「物心ついたころから」全く働いたことがなく、現在も無職。母親が仕事を掛け持ちして家計を支えてきた。
「電気、ガスが止まるのは当たり前」で、ご飯は毎日夕方のスーパーの半額商品狙い。白飯にしょうゆだけかけて食べる日も。服はフリーマーケットで買ったことしかなく、「デパートに行くと緊張しちゃう。つい最近まで(デパートで)買い物できなくて。こんなに高い…こんなところにいていいのか…と」と声を震わせた。
テレビで見る芸能人のセレブな生活にあこがれ、06年に大島優子らと第二期オーディションに合格し、AKB入り。レッスン料がタダだったのが魅力だった。
華やかな芸能界に入っても極貧生活は変わらず、テレビの現場などで出される弁当を大量に持って帰っていたという。「お弁当がすごく嬉しくて。いらないっていうメンバーの分ももらって帰ってました。(多い時は)段ボール2箱分(もらって帰った)」と告白した。
スタッフやメンバーも秋元家の暮らしぶりを理解しており、「持って帰りな」とスタッフが袋につめてくれることもたびたびだったという。
「自分で暮らせるようになったのは、2~3年前」と秋元。現在は家族に仕送りができるようになり、「だんだん、家が豪華になるんです」と戸惑いの表情。「こないだ家帰ったら、バリ島みたいになってました」と苦笑した。
秋元の告白に、MCを務めるナインティナインの矢部浩之は「秋元さん、“貧乏あるある”やわ。うちもそう(だんだん豪華になる)やったわ。ある日冷蔵庫あってびっくりしたもん」と共感。何度もあいづちを打っていた。
なお、無職の父は「今は酔っ払って電柱にぶつかって入院中」という。