日本維新の会のアントニオ猪木参議院議員が３０日、公式ブログで、パキスタンからスポーツイベントの開催要請を受けたことを公表した。

　猪木議員は２９日、パキスタン大使館にファールーク・アーミル駐日パキスタン大使を訪ね、会談した。その内容について、２９日のツイッターで「これから、パキスタンと一緒にすごいことをやろうと思っています！」と予告していた。

　その上で３０日のブログで「（アーミル大使と）両国の平和とスポーツ交流、経済協力に関して、意見交換を行いました。内容のあるいい話が出来たと思います。スポーツイベント開催の要請を受けました」と明らかにした。

　猪木議員はスポーツ平和党の参院議員だった１９９０年、湾岸戦争直前のイラクで「スポーツと平和の祭典」を開催。９５年には日本と緊張関係にあった北朝鮮で「平和のための平壌国際体育・文化祝典」に参加している。

　昨年７月に再び参院議員となった後の１１月には、参議院議員運営委員会理事会から不許可とされながら北朝鮮渡航を強行、現地にＮＰＯ法人「スポーツ平和交流協会」の平壌事務所を開設している。