ジャルジャル NSC時代は武闘派
お笑いコンビ・ジャルジャルが1日、2002年に25期生として卒業した吉本興業の芸人・タレント養成所「吉本総合芸能学院(NSC)」大阪校で特別講義を行った。
在校生や入校希望者を対象に経験談などを披露。後藤淳平(29)は、自身の在校当時を「ちょっととんがっていまして、ベルトせんでいいジーンズとかダサい服装をして、周りをにらんだりしてる変なヤツでした」と懺悔した。
しかし、当時のNSCにはさらに“上手”がいたそうで「ガチンコ・ファイトクラブとかがはやっていた時期で、そのノリで先生と顔を近づけてにらみ合っているヤツもいました」と、不良少年を集めてプロボクサーをスパルタ教育するテレビ番組よろしく、NSCにも“武闘派”が集まっていたことを明かした。
ただ、講師陣も負けておらず「ジャージーを忘れただけで、ホワイトボードや机を叩きながら恫(どう)喝された」(後藤)というスパルタぶりだったという。
現在の在校生については「きょうもにらまれるかなと思いましたが、全然そんなことなかったですね」と時代の変化を感じた様子だった。
また相方の福徳秀介(30)は「あの頃は、10年後は、東京にでっかい家を建てて、外車を何台も乗り回してる自分を思い描いてたんですが…」と、将来設計と誤差が生じていることをボヤいていた。