佐村河内氏の“影武者”が6日に会見
作曲家の佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏が別人に作曲してもらっていた問題で、ゴーストライターをしていた新垣隆氏が5日夕、マスコミ各社にファクスを送り、6日に都内で記者会見を行うことを発表した。
新垣氏は「私は佐村河内守氏のゴーストライターを18年間にわたってやっておりました。その件につきまして、皆さまの前でお詫び申し上げたいと思い、記者会見を開かせていただきます」と心境をつづった。
佐村河内氏は、マスコミの取材に対し「平成8年(1996年)ごろ、初めての映画の依頼があった」時に、「半分以上(ゴーストライターに)作ってもらったことがきっかけ」と“別人作曲”のきっかけを語っていた。
佐村河内氏は、耳が聞こえないことから“現代のベートーベン”と称され、メディアでたびたび取り上げられた。
昨年3月には東日本大震災の被災地に捧げた「ピアノのためのレクイエム」が宮城県石巻市で披露され、被災者の感動を誘っていた。